アンパンマンは顔が汚れたり凹んだり、またお腹が空いている誰かに顔をあげたりしますよね。
しかしそれは代償がついてきて、元気100倍の元気なアンパンマンではいれなくなってしまいます。
こうやって顔に異変があるとすっかり元気がなくなってしまうアンパンマン。
ここでふと大人な疑問がありました。
アンパンマンは顔なしだとどうなるの?
アンパンマンは顔に異変があったら元気がなくなりますが、たとえば顔がなくなってしまったらどうなるのでしょうか。
こんな疑問を持つ人はたくさんいたようで、すぐに答えが見つかりました。
その答えは・・・
アンパンマンは顔がなくても空を飛ぶことができるようです!
アンパンマンは絵本からはじまったものですが、なんと初期の頃のアンパンマンはみんなに食べきってもらってから新しい顔(あんぱん)になるというストーリーだったそうです。
しかし顔なしで動いたり、ほとんど顔がない状態で動くのは気持ちが悪いというクレームがあったからかどうかは定かではありませんが今は誰かにあげたり少しでも汚れると新しい顔に変わる様になっています。
顔が欠けると元気が出ないのは正義の代償
アンパンマンはお腹が空いている人がいたら自分の顔を食べさせてあげます。
しかし、そうすると自分の力は減っていってしまいます。
どうしてアンパンマンは自分の顔を食べさせたら自分の元気がなくなることをわかっているのにあげるのでしょうか。
それはこのアンパンマンの作者のやなせたかしさんが「正義には代償がある」と説明している様です。
たとえ顔を食べさせることで自分の元気がなくなったとしても、誰かの役に立とうという正義には勇気がいるこであり代償があると。
なんと深い意味なのでしょうか。
誰かを救う、誰かのためにおこうなう正義というのは、必ず代償がある。
正義というものは自己犠牲なのです。
それを子供達に教えるために、あんぱんまんは顔を食べられると元気がなくなることをわかっていても人助けのために自分の顔を笑顔で差し出すのです。
しかしこんな深い意味を子供達が理解するかどうか・・・は別の話ですね。